思考停止無視。

ちょっとだけでも考えてみる。

非喫煙者の復讐

さて、ちょっとホコリを被った新社会人として働き出して3週間が経ちました。

 
始まったばっかりだから当然だと言われるかもしれませんけど、そんなに面白い仕事ではないかもしれませんね。
 
元々、アルバイトなんかでは営業や接客の仕事をしていたので、机に座っての仕事は走り回るより疲れるかもしれません。
 
さて、話は変わりますが、僕はヘビースモーカーです。
このご時世、喫煙者は高額納税者であるのに肩身が狭いです。
仕方ないところもあるとは思いますが、タバコが嫌いな人って本当に反応が過剰じゃないかな、と思うことがたまにあります。
何も子供に悪影響だからと、ドラマやアニメにタバコ吸ってる人物がいるのはダメだとか言う親御さんがいるらしいですからね。
それで影響を受けてしまうのは、その番組が悪いのではなく、あなたの教育が悪いのです、と私は言いたいです。
 
以前、居酒屋でアルバイトをしていた時に、60半ばのお客様から呼び止められこう言われました。
「ちょっと!タバコ吸ってる人がいてお料理が楽しめないわ!吸うのやめるようにいってちょうだい!」
その店は所謂、大衆居酒屋で全席喫煙可である。その旨を説明してもすごく怒られる。もうだったらこんな安さが売りの居酒屋じゃなく、個室があるようなお上品なところに行かれたらどうなんでしょうと思っても口には出せず…。
 
非喫煙者からしたら、あの臭いが気になるのはわかります。私だって自分のと違う銘柄の臭いは、たまに気になることがりますし。
それもわかるので、喫煙所でしかすいませんし、嫌う人が同席しているときは居酒屋でも吸わないようにしています。周りにもわりとそういう喫煙者は多い気がします。もちろん、街を見渡せば歩きタバコしてポーイな輩も多くいますが……。ひとまとめにするのは良くないと思います。
 
私たち喫煙者が現在、肩身が狭いと嘆くのは、かつて自由に喫煙できる環境があったからでしょう。
公共交通機関でもタバコが吸え、シートに灰皿がついていた。親戚が集まれば大量の灰皿がならんだし、公民館なんかも煙が充満していた。
飲食店は分煙さえされてなかったし、道端で吸っている人も今以上に多かった。
 
そんな時代ではおそらく、今とは逆にタバコを吸わない人の肩身が狭かったのではなかろうか。臭いが嫌いで、衣服につくのもその場にいるのも嫌だったけれど、口に出せず我慢するしかなかった人たち。
健康被害増税などに乗っかり、そういった人たちが一気に喫煙者に復讐しようとしているのかもしれない。
 
「死なないんだよ。そんな事だけで人間は死にゃしない。一番タバコがモクモクで、排気ガスだらけの空気吸って、農薬だらけの野菜喰って育った世代は……今バリバリ元気で老後を迎えていらっしゃるぜ」
人気漫画「暗殺教室」の著者、松井優征氏の作品、脳噛ネウロという漫画で葛西と言う人物が言っていた言葉です。
94歳で死ぬ直前までタバコを吸ってた人も知ってるし、健康のためにタバコ吸わないのはもちろん、食事にも気を使って毎日ジョギングしてた人が交通事故で亡くなったり。
まあ、どんな死に方するかわからないけど、今はがんもすぐさま死に直結する病気ではないですよね。
寝起きは悪くなりますけど。
 
高いお金払って、健康を害して、ヤニ臭くなって、それで何を得てるのか言われたら、まあ代償は大きいですよね。
 
よく、タバコミュニケーションとか言われますけど、私はコンビニバイト時代、休憩中に外で煙草吸ってたら喫煙者のお客さんと仲良くなってケーキやらうなぎやらの予約が何度かとれたことがあります。
 
まぁ、百害あって一利くらいはあったかなあと(笑)
 
喫煙者と非喫煙者、お互いあんまりいがみ合わずに楽しめるようになればいいですね。
幸い、私の周りの吸わない人たちは、吸わずにいると、吸わないの?吸っていいよ!と向こうから言ってくれる人ばかりなので、気持よく吸えます。もちろん、風向きやら換気扇やらみて煙が流なように配慮しながらですけどね。そのため、一時期換気扇男と呼ばれておりました。
 
さて、今日も元気にタバコを吸いますかね!