思考停止無視。

ちょっとだけでも考えてみる。

現実に侵食するインターネット。そうしてSNS疲れが起きる。

もう疲れた。SNSのやめどきはいつか

president.jp

PRESIDENT onlineのこちらの記事
SNS疲れっていうのは
まあ、最近よく言われることですよね。
自称、古くからのネット民である私からすると、
今のSNSのあり方は凄くあたりまえだけれど、いびつなんですよね。

私はfacebookと言うのは拡張名刺だと思っています。
名刺交換した人の名前を調べると、名刺に載っている以上にその人のことがよく分かる。
誕生日だとか、経歴はもちろん、
普段どんなことをしている人で、どんな価値観を持った人なのか。
人間関係などもほんのり見えてきますし、次回会った時の会話に凄く役立ちます。
だから、私は仕事上で名刺交換した人が暇つぶしくらいの気持ちでなんとなく見ちゃっても平気なことしか書きませんし、
彼女の親御さんに見られても大丈夫です。
……彼女いませんけどね。

というか、インターネットは元々、匿名性あってこそ成り立つものであったと思うのです。
facebookの野郎がその垣根を壊して実名制なんて始めたのがおかしい訳で、
そもそも、facebookが例外的に現実とリンクしたツールなだけなんです。
mixiも実名でやってる人なんていませんでしたし、私は大学に入学して、
先輩たちに聞かれるまで、現実での知り合いと友達になるなんて考えたこともありませんでした。
モバゲーとかもそうでしたし、ツイッターも初期のころは実名で登録してた人なんてほとんどいませんでしたよね。
私も当時は中二病全開の恥ずかしいハンドルネームでネット上を徘徊しておりました。
あの頃はSNSに疲れることなんてほとんどありませんでした。

ネット上で顔も知らない相手と共通の趣味や話題で盛り上がるのがSNSだったんです。
それがいつしか現実の人間関係をネット上で行なうツールになってしまって、
家でのんびりしながら行っていたSNSが、現実の人間関係に影響してしまうようになったんですね。
逆に言えば、それだけインターネットが現実に食らいついて来ているということですよね。

今後、もっとインターネットは現実と融け合って行くんでしょうね。怖いです。
もっと、匿名で陰湿で根暗なネット生活エンジョイしましょうよ……。