思考停止無視。

ちょっとだけでも考えてみる。

地方で生きるのは無理ゲー

90日以上更新していなくて広告が表示され始めたので更新します。

 

最近、世界征服を企んでいます。

もしくは、日本沈没でもいいかなっと。

 

一度全部リセットされたら良いのにと。

社会人生活が無理ゲー過ぎるのではないかと思っています。

甘えです。

正直地方で若者が生きるのは無茶です。

収入、環境、人間関係全部とんでもないです。

手取り15万円でサービス残業はあるし、手出しも多い。

日付変わるくらいに返ってもコンビニしか空いてないし自炊する気力もない。

お金がなくなっていく。

友人には奨学金返しながら一人暮らしをしている人もいますが、

正直、可哀想になってます。郊外の職場の近くに住んでいて、車が無いと生活できないというので、なおさら出費がかさむようです。

私は奨学金も車もありませんが、それでも苦しい生活をしています。

登録しているエージェントサイトから届く求人は年収が倍以上ある東京の求人が多く、

そりゃ誰だって東京いくわ!

と思いますよね。

別に贅沢したいとか言うわけではありません。(したいけど)

結婚して子ども作れと言うくせにその分のお金はくれないのが地方です。

 

【地方の魅力】

・自然がいっぱいだよ!

 →娯楽が少ないよ!

・生活コストが安いよ!

 →可処分所得が少ないよ!

・野菜や魚が新鮮だよ!

 →買う金があればな!

・水がきれいだよ!

 →なのに不動産会社に割高な浄水器を強制的に付けさせられるよ!

・人混みが少ないよ!

 →娯楽が少ないから土日はあいてる喫茶店探すのも大変!

・満員電車に1時間乗って通勤しなくていいよ!

 →渋滞の中1時間くらいかけて運転して通勤しなくちゃいけないよ!

 

それでいて、地方へ移住しよう!じゃねーよ。

 

多分、都会は都会で大変です。

けれど、人の多い街ってなんだか憧れます。

私、結構刹那的な生き方をしているので、

それってけっこう東京の方が向いている気がするんですよね。

 

なのに僕は地方に住んでいる。

地方を活性化させようとすればするほど、

古株のオッサン達が立ちはだかる。

 

アニメ「東のエデン」で滝沢明は言いました。

今の社会は上の世代のオッサンが決めたルールでできているために自分たちには絶対勝てないようになっている。
だったら、オッサンたちとは別の価値観で世界を塗り替えてしまおう。

-東のエデン,平沢明

 つまり、そういうことだ。

既存社会をブッ壊すんです。

でないと、私たちはオッサン達にころされます。

そして、私達が決めたルールに、いずれ下の世代が対抗し、

追いやられてしまうのでしょう。

 

もう何書いてるかわからなくなってきました。

寝よ。

MacBookProかSpectre13で悩んでいる話。

私、パソコン大好き人間なんですけれど、最近持ち運び出来るサブのノートパソコンがほしいなと思っています。

メインマシンもノートなんですが、スペックを追求しすぎたゲーミングノートで、重いしデカイし、バッテリーもそんなに持たないので基本的に据え置きで使っています。

一人暮らしの狭い部屋にデスクトップ(私の場合タワー)を置くスペースなど無いので、ノートしか選択肢がないのですが、最近は家にいることも少ないですし、タブレットだけではちょっと不足してきたので、サブ機がほしいなあと思ってるのです。

かなりのスペック中で、ネカフェのパソコン遅いと言ってゲーミング席に座ってネットサーフィンしてしまうくらいの贅沢野郎なのですが、

中途半端にモバイルノートとか買うとすぐにストレスが溜まりそうなので、携帯性とスペック、そしてデザイン的に2種類に絞って検討しています。

 

1.MacBook ProApple

www.apple.com

言わずと知れたノートパソコンの名機。

美しいRatinaディスプレイに、感圧タッチトラックパッドによる操作性。

使ったこと無いけれど、新しく実装されたTouchbar。

"スタバでドヤ顔出来るノートPCランキング"なんてあれば優勝間違い無しのスタイリッシュマシン。

まさにMacbookの王者である。

「持ち運びしやすいノートPCほしいな」というと、多くの人から

Macbook買えば?」と言われるほどで、ノートPCの代名詞といえるだろう。

 

2.Spectre13(日本HP)

HP Spectre 13 製品詳細・スペック - ノートパソコン・PC通販 | 日本HP

日本HPが販売するSpectre13。

洗練されたデザインの「ラグジュアリー・モバイルPC」。もうデザインが格好良すぎるんです。

しかも、CPUに最新のKabyBridgeが使われていて、性能も安心できます。

一番薄い部分で10.4mm、厚い部分で11.2mmという極薄設計に、デンマークオーディオメーカーと共同開発したというスピーカー。

デザイン、性能、携帯性、全て兼ね備えた究極のモバイルPCだと思います。

しかも今なら専用のバッグとマウス、Bluetoothスピーカー、外付けBDドライブがついたセットまであるときた。

正直、こんなノートパソコンが出せるのなら、日本メーカーも捨てたもんじゃないと思える歴史的名作が誕生したと思っています。

 

結局、どっちにするの?

両PCに共通して言えるのは、外部接続の規格にUSB-Cポートを利用している点。

簡単に言えば従来のUSBの上位規格なのですが、正直、ここ1年くらいで少しずつ市場に出はじめていて、私が今持っている周辺機器は変換しないと使えないんですよね。

これからはUSB-Cが主流になってくるので、今のうちから使っておいて損はないと思いますが。

あとSSDを利用している都合上、どうしても容量が少ないこと。それこそ時代はクラウドですので、あまり必要ないかもしれませんが…。

 

Windows搭載機とMacを比較して一般的に言われるのが「グラフィック関係やるならMac」と言われますが、そもそもそれはメインマシンでやるので、今回はライティングがメインの用途なので、そこまで重視しません(ライティングだけに15万オーバーのPCを買うのは頭おかしいと思いますが…。そもそもグラボがオンボというのでそこまで描画能力に期待してませんし…)。

正直、Macbookの一番の魅了は感圧タッチトラックパッドなんです。ソフトとハードを同じメーカーが作っているからこそできるあの作り込まれた操作性はWindowsでは再現できません。あとはRetinaディスプレイも慣れると普通のディスプレイだと物足りなくなります。

正直、あえてMacbookにする理由も、specter13にする理由も思いつかないんですよね。

でも、金額が金額だけに本気で悩んでしまうわけです。

specter13のキャンペーン中に結論を出さなければと必死に悩む毎日です…。

コンビニバイトで地域一位の売り上げを出した私が断言する。コンビニはノルマをなくした方が得をする。

よくコンビニのノルマは厳しいと言われますが、

1人10本のノルマの中、自爆も身内へのお願いもせずに三桁売った私からすると、

ノルマこそ無駄だと言ってやりたいです。特定が怖いので本数やエリアは濁しますね。

www3.nhk.or.jp

こんな記事が出ていましたが、ノルマを課す店舗は本当にアホかと思います。

うちの店は「目標」と言って一人10本(確か)でしたが、即刻廃止させました。

オーナーより売ってましたし、売り上げも向上させたので、かなり発言力あったアルバイトだったと思います。

まず、ノルマを課すと従業員のモチベーションが下がる。

そして、ただでさえ応募が少ないコンビニバイトなのに、やめてしまわれたら大損です。

更にうちの店舗では「身内需要」を先に集めてこいと言われました。これも廃止させました。オーナーは本部社員にねちねち言われたそうですが、売り上げあげたから良いんです。

「身内需要や自爆でノルマを達成したら、そこでお客さまへの声掛けをやめてしまう。

しっかりとノウハウを教えた上で接客すれば女子高生でももっと売れますよ!」

そう言って一緒のシフトだった女子高生にどうやったら恵方巻きが売れるかしっかりと伝え、一緒になって頑張った結果、その女子高生も20本ほどレジで予約を獲得しました。

結果として、アルバイトの分際で地区ランキングにのりましたし、

バイトの中では1位でした。同じ店舗の高校生や大学生も何人かランクインしました。

総合で3位。社員、社員、バイト、社員、社員、と続いていたので、

系列店の社員さんたちは相当叱責されたらしいですが、仕方ないです。

自爆営業した上で、バイトより少ないんですから、努力不足と言わざるを得ません。

純粋にお客さまに販売した数なら絶対に負けません。

高校生や大学生も、壁に貼られた売り上げのグラフが埋まっていくのを喜んでいました。

結果、私とシフトに入った子たちは卒業まで継続して働いていました。

ノウハウとかもかなり持っていますが、全部本部社員に話していますし、

退職して数年経つ今でも系列店で伝説扱いされているようなので、名言はしませんが、

人の成長と、店舗(企業)の成長は同時にしか進行しません。

使い潰すような手法ではなく、育て育つ方法で頑張ってもらいたいものです。

タナトフォビア(死恐怖症)と向き合うこと。

あけましておめでとうございます。
新年早々こんな話題はどうなのかと思いますが、
私の持つ精神的な病(というより傾向)についてお話します。
自分では病気とは思っていませんし、ある種の感性であったり、人生観や死生観のような特性、考え、理解に近いものなのですが、
しっかり精神疾患として定義されているようなので、その言葉を借りた方がとてもわかり易いです。

私は物心がついたときからタナトフォビア(死恐怖症)に悩まされてきました。
どういったものか話すと、単純にいうと死ぬのが怖いんです。
そりゃ、みんな死ぬのは怖いよ!それで病気ならみんな病気だよ!と笑われてしまうかもしれませんが、
それを笑い飛ばしてしまえ無いほどに怖いんです。
だからこそ、タナトフォビアという言葉を知るまでは誰もが死に対して恐れ、それをひた隠して生きているのだと思いました。
現代の日本社会では、死は非日常的な出来事として隠蔽されている気がします。
誰にも等しく訪れるもので、空気や水のようにありふれたものであるのに、病院以外で誰かが死ぬとちょっとしたニュースになるくらいに。
そして、他者の死に関して深く語ることは不謹慎であるとして、どこかタブー視されているような気がします。
だからこそ、死に関して考える機会が剥奪されているのかもしれません。だから、そこまで深く恐れずにいられるのかもしれません。

私は、死が怖いのです。
夜、布団の中で、目が覚めないことを想像し、恐怖するのです。
この体が朽ちてしまって、私の精神は、意識は、自我は、どこへ行ってしまうのだろうと。
消滅してしまうことに対する恐怖から、継続する可能性を必死に想像するのです。
仏教では輪廻転生の考え方があります。私ももしかすると過去の誰かの生まれかわりなのかもしれません。
でも、それだと、前世の自分が持っていた記憶や思想はどこに行ったのだろうと考えるのです。
つまり、例え転生し生まれ変わったとしても、今の私が持つ意識は消滅していまいます。
では、幽霊としてこの世界に存在し続けるのか、天国や地獄のような死後の世界が存在するのか、
それとも私が生きているうちに不老不死の(もしくは自我を永久に存続させる手法が)生まれるのか、
ただひたすらに考え、そして永劫の時間に恐怖を覚えるのです。
想像力が豊かであるからか、それともそれだけ長い時間考え続けていたからか、人間が絶滅した後、
地球や宇宙が消滅したあとはどうなるのだろうと黙々と考えてしまうのです。
死ぬのも怖いけれど、存在し続けることもまた恐怖なのです。
目の前が真っ暗な道も怖いけれど、果の見えぬ地平線も怖いのです。

死の恐怖は常に付きまとい、夜中に何度も吐き気を催したり、情緒不安定になることもありました。

私は、死が怖いのです。

それは万人に対して共通の恐怖だと認識していました。
ですが、やはり日常的な恐怖として常にいだき続けている人間は少数のようだと、いつだったか、ふと気づいたのです。

ですが、インターネットで調べると身の回りにはいなくとも、この世界には同じような恐れを抱いている人々が他にもいるのだと知ることができました。
Twitterでタナトフォビアの話題をつぶやくと、知らない人からの反応も多々ありました。

私は、本当に些細なことがきっかけで、死に対する恐怖はかなり軽減されました。
しかし、これは私にとって偶然有効であっただけで、特効薬でもなんでもないので、あえて語りはしませんが。

さらにその上で、昨年の熊本地震で被災して感じることがありました。

あの時、死はすぐ隣にいました。
水も食べ物もない、周りの建物は崩れ落ち、まるで世紀末のような様相でした。
あの日、あの夜の街に満ち満ちた絶望と恐怖は、そんな時に限って、私に触れてくることはありませんでした。
震災における死者は他の大規模な災害と比較すると少なかったと思います。不謹慎ですが事実です。
しかし、それでも死の可能性というのは普段の何倍も高かったのです。
本震直後、まだ余震の続く中(今もなお続いていますが)、原付で街を駆け回りました。
暗闇の中で立ちすくみ、もしくはしゃがみ込み震える人々が大勢いました。
あの時の私は非常に高揚した気分で、そこからの数日間はこれまでの人生でもっとも生きている実感のある日々でした。

本当に死が間近にあるとき、私は恐怖では無く、興奮を覚えたのです。

変態かもしれません。
でも、そこで思い当たったのは、私が恐れているのは死では無いのかもしれないということです。

メメント・モリという言葉があります。
「死を思え」という意味らしいです。余談ですが同名の写真集もおすすめです。
死があるからこそ生がある。そこに死があることを忘れずにいればこそ、生を強く意識できる。
私が死を恐れるのは、日常の中であまりにも生が希薄であったからなのかもしれません。
生をより濃く意識するために、死をより濃く意識していたのかもしれません。
だからこそ、これは本当に死ぬかもしれないといった場面で、強烈な生を感じたのです。

私の住む熊本市内はかなり震災以前の状態に近づいています。
多くの人が震災前と変わらない感覚で生活できていると感じています。
だからかもしれませんが、昨夜、ふと発作のように眠りながら死が怖くなりました。
これはもしかすると、しっかり生きろ、漫然たるな。と自己暗示をかけているのかもしれません。

中々手強いタナトフォビアですが、きっと本当に生命を燃やし尽くすまでは、長い付き合いになると思います。
これは私の大切な死生観であり、考え方であり、生の実感でもあります。
決して病だからと自分が異常なのだと思うのでは無く、向き合って行きたいな、と思う所存です。

地方創生と、地方の就活生を支援することの矛盾。

地方創生と学生の就職活動に並々ならぬ関心を持つ私です。

地方に学生が就職し、満足して働ける在り方を模索する毎日です。

課題としては、

・学生は「自分のやりたいことが分からない」が8割。

・企業は「手のかからず黙って働いてくれる優秀な学生が欲しい」というのが本音

というのが印象です。

そもそも、情報過多で企業や行政が発信する「やりがい」「魅力」などと、メディアが発信する「低賃金」「ブラック企業」のイメージが双方にぶつかり判断基準がなくなっているような気がします。

しかし、地方で理想の企業を探すのって、かなり難しい気がします。

企業が体質を改善しなければ、学生は働きたいと思わないでしょうし、

学生も集まらなくなると思います。

もちろん、良い企業もあるのですが、そういったところはあまり新卒採用していないイメージ。

 

地方で働く若い世代をしっかり確保しなければ、地方経済は衰退します。

そうすることで、東京一極集中は加速するでしょう。

だからといって、地方の感覚で経営や採用を続ける企業に対策をと言っても無理です。

これは話すと長くなるのでまたの機会に。

 

さて、こんなサービスを見つけたので紹介します。

 

chihounomikata.com

 

 

「地方のミカタ」さん。

トップページに書かれたキャッチコピーは、

 

東京で就職活動を頑張る地方学生を支援し、地方創生を実現します。

 

私の言いたいことはわかりますね。

これは、”地方学生のミカタ”であって、地方のミカタではありません。

地方の若い学生を東京に流出させるお手伝いなんです。

地方創生どころか、地方破壊してます。

 

いや、これ、すごく分かるんですよ。

 

県内の複数の大学から学生を集めて、就活関係のイベントや仕組みづくりをさせているんですけど、

県内企業からの問い合わせより、東京の企業からの問い合わせの方が多いですし、

マ○ナビなんかからも問い合せがあって、

「あ、これ地方の学生を東京に流すシステム作ったら儲かるな…」

と強く思いました。土台あるしやっちゃおうかと思いました。

しかし、地域の経済を活性化させ、行政には出来ない長期的な地方創生を実現していくという私の理念に強く反すると泣く泣く諦め、

地方の枠内で雇用を回せんかと四苦八苦しているわけです。

「学生が求めること」は東京への就職でしょうか。

それは「高い収入」「安定した生活」「やりがいある仕事」を得るための手段として「東京」を選んでいるだけではないでしょうか。

かと言って地方で誰もがそれを実現できるかというと、非常に難しいのが現状で、

これって数年で変えれるものではなく、必死に施策を打ち出していますが、

正直、上場企業が本気で採りにきたら、いくらきれいごと並べても無理です。

さすがに学生に対して「地方に殉じよ」とは言えませんし、

一緒に破滅の道に進めとは言えません。

本当に前を見て進むのが難しい地方社会なんです。

 

「地方のミカタ」さんを知った時の感想は「あー、これには勝てないな」でした。

企業側、学生側の「東京で働いてもらいたい」「東京で働きたい」を低コストで効率よく実現できるための仕組みなんですもん。

この「東京」部分を「地方」に置き換えると一気に難易度が跳ね上がって、マネタイズが難しくなるのはもう救いようのない将来のこの国の未来における地方社会を表しているのかもしれません。

1つの記事で急激にアクセスが伸びた話

このブログは基本的に好き勝手書くだけで、SEO対策も、SNS対策もしてないですし、

誰かにみてもらう目的は無く、アクセスもごくわずかだったのですが。

 当ブログのアクセス解析をどうぞ。

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1日に10~30ほどだったアクセスが急に伸び始めました。

それどころか、1つの記事にアクセスの96%が集中するという異常事態です。

元が少ないとか言うな分かりきってますから。

実はこの話題、検索しても知恵袋くらいしかまともな情報がなく、

ツイッターに書くと、数ヶ月してもリツイートやお気に入りが続いていたので、

一回文章化してみるかと軽い気持ちで書いたんです。

これ、ちゃんとSEOライティングして、

SNS活用したら10倍くらい伸びると思います。

でも、仕事でそういう事ばかりやっていて、

人に読んでもらうために構成考えて、校正して、何時間も悩みながら書く記事に疲れて、

たまには適当な文章思うがままに書きたいと始めたブログなので、やりません。

しょうもないブログにアクセスいただきありがとうございます。

久々に解析みてビビりました。

これが一個ネタになったのでありがたい話です。

 

メルカリが売上100億円超えで黒字化、今後の行く末は?

フリマーケットアプリ運営のメルカリが売上100億円を越え、

営業利益約32億円、当期純利益約30億円と黒字化しました。

 

www.zaregoto-gakuen.com

 

メルカリのサービスは、手元にある不要な物、売りたい物を、

スマートフォンで写真を撮り、金額や説明を入力するだけで出品でき、

表示された商品を見た出品者が通販と同じ感覚でクリックしたら購入できます。

出品者はメルカリに10%の手数料を払うわけですが、これが利益につながっているわけですね。

在庫管理や受注、発送、決済などの作業やリスクを全てユーザーが負担する代わりに、

販路として手軽なアプリを提供しているわけです。

3月には84億円の資金調達に成功していますし、その勢いは素晴らしいものです。

ベンチャー好きの私としては非常に楽しい企業ですよね。

 

今後の鍵はサポートの"向上"

今後は海外への展開や、システム面でのサービス向上が期待されます。

すぐにはしないでしょうが、VCから大規模な投資を受けているので上場か売却があるのは確実です。

若いIT企業が上場して行くのは先駆者として開拓して欲しい道です。

とかいいつつ、私は先日、メルカリを酷評しています。

 

非常にマナーの悪い出品者にあたり、クレジット決済後に値上げを要求されたんですよね。

もちろん、規約違反ですし、態度も非常に尊大でしたし、その出品者の過去の取引をみると同様ことを何度もしていましたので、キャンセルと運営への通報をしたのですが、1度コピペのようなこちらの問い合わせ内容に即していない返信があって以降、再度返信した内容に対する回答もなく疑問符のついたまま私はメルカリの利用を辞めました。

私にメルカリを勧めてくれた友人によると「それがメルカリの日常」ということで、

インターネット上での報告を見ると違法商品の出品の黙認や、規約違反者にたいする寛大な処置、通常利用者に対する理不尽な処置が横行しているように思えます。もちろん、多少の誇張はあるでしょうが。

 

サービスとしての着眼点としては素晴らしいですし、ニーズにもマッチしている。システムも悪くない、ビジネスモデルとしては恒常化していけるプラットフォームだと思います。

しかし、ベンチャー企業が陥りがちな人材育成面での課題が大きいと思います。

まだ4期目が過ぎたばかりの若い企業ですので、人材育成面に弱さがあるのは仕方ありません。

サービスを利用することでストレスが貯まると、ユーザーは離れていきます。

人を確保し、サポートを強化することができなければ、

どんなに優れたビジネスでも上ばかり見て足元を救われかねません。

そうやって衰退したベンチャーも少なくないのですから。

これは決算の数字上では分からない利用しての体感ですが、

わりとリアリティがあると思うんですよね。